こんにちは!酒さとの付き合いが長くなってきたすみれです。
私は肌荒れをステロイドで治療しているうちに『酒さ様皮膚炎』と診断されました。
振り返ると、酒さ様皮膚炎以前から『酒さ』のような症状がでていたので、酒さの素養を持つ体質なのだと思います。
肌質が似ている祖母も日光に当たると皮膚が荒れたり、湿疹ができると悩んでいたため、もはや「遺伝的要素」が強いのかな・・なんて自己判断しています。
ですが、最近はめっきり『酒さ・酒さ様皮膚炎』の症状が出てくることが少なくなりましたし、肌の状態も落ち着いた日が続いています。
私なりにトライ&エラーした結果、生活を工夫することである程度、酒さ・酒さ様皮膚炎の症状を抑えることができるということを発見しました。
今回は、その具体的な行動や生活習慣をシェアできたらと思います!
あなたのお肌が少しでも改善したら・・と思いを込めて書いています。質問などありましたら、気軽にコメントやメッセージをください(*‘∀‘)
酒さ・酒さ様皮膚炎を症状は自力で抑えることができる!
私の経験からいうと、酒さ・酒さ様皮膚炎を症状は自力で抑えることができるといえます!
炎症がある状態からここまで回復することができました。

酒さ様皮膚炎の症状が出ていたころ
写真で撮ると、どうしても白っぽく映るのですが現実はもっと赤くてブツブツが目立つ状態。
酒さ様皮膚炎の治療と肌断食を行って1年後はこんな感じです。

酒さ様皮膚炎の治療と肌断食を行って1年後

酒さ様皮膚炎の治療と肌断食を行って1年後
発症時の様子や病院での診断を受けるまでの過程は下記の記事を読んでみてくださいね!
関連記事1⇒「私の肌荒れが「酒さ様皮膚炎」と診断されるまで①【赤み・ほてり・かゆみ・ブツブツ】」
関連記事2⇒「私の肌荒れが「酒さ様皮膚炎」と診断されるまで②【赤み・ほてり・かゆみ・ブツブツ】」
関連記事3⇒「私の肌荒れが「酒さ様皮膚炎」と診断されるまで③【赤み・ほてり・かゆみ・ブツブツ】」
まずは病院で適切な処置を受けてください
根本的なことになりますが、『酒さ・酒さ様皮膚炎』かもしれない!といろんな化粧水や化粧品、薬などを試す前に病院に行って適切な処置を受けてください。
このような情報を発信している私自身も気を付けているのですが、やはりネット上の意見や情報を鵜呑みにしては危険だと思うからです。

まずは、信頼できる皮膚科で相談して酒さ・酒さ様皮膚炎なのか、はたまた違う病なのかをはっきりさせてみてください。(医者によっては時間がかかります・・私も何件も病院にかかりました)
そして、お医者さんに言われた飲み薬、塗り薬の用法用量をしっかり守って様子をみてください。
ここで自己判断やネットの情報に流されると治療が失敗します。

私が『完治』を目指さない理由
私は酒さ・酒さ様皮膚炎の症状を「抑える」という言葉を使っています。
なぜなら皮膚科にも2年近く行っていないくらい調子が良いのですが、『完治』はしてはいないからです。
そして、酒さ・酒さ様皮膚炎には「完治」というゴールはないのではないか?と考察しています。口唇ヘルペスのように一度かかってしまうと、体調を壊す度に再発してしまう・・そんなイメージです。
なぜこのように考えたかと言うと、同じような症状を小さいころから現在までくり返しているからです。私は、もともと体質的に『酒さ』の素養を持っているのではないかと考えています。
もちろんはじめは『酒さ様皮膚炎』と診断された後は絶対に完治してみせる!と意気込んでいたのですが、どうやらまるっきり体質を変えないことには完治しないのではないかというのが、今のところの研究結果です(笑)
やはり、肌の質はどうしても生まれつきのものがあると思います。
私の肌は薄く、乾燥しやすい。どんな化粧品をつかっても、肌断食をしてもまだその根本的な肌の質は変わりません。
なので、このページでお伝え出来ることは完治の方法ではなく、私なりの酒さ・酒さ様皮膚炎の症状を「抑える」ための習慣や行動です。

酒さ・酒さ様皮膚炎の症状を抑えるために行った習慣・行動
酒さ・酒さ様皮膚炎の症状を抑えるのに効果を感じた生活や行動をご紹介します。

肌断食をした【健康な皮膚の再生が第一】
酒さ様皮膚炎を発症したのを境に「宇津木式スキンケア事典」という本を読み、肌断食をはじめましたが現在はかなり落ち着き、肌の色ムラがだいぶ良くなりました。
なぜ、肌断食をはじめたかというと基礎化粧品や化粧品をつけると肌にしみるからという至ってシンプルな事実からです。
酒さ・酒さ様皮膚炎の症状が出てくると本当に不安になるんです。
赤み・ほてり・ブツブツそして、かゆみ・痛みに皮膚が剥けてくる。とてもじゃありませんけど、平常心でいられないんです!
化粧水・乳液などのスキンケアをしない=肌の老化が進む
という考えだった私にとっては、このままだと酒さの症状はもちろん、肌の老化が進んで肌が汚くなってしまう!!!という恐怖心でいっぱいになりました。
そんなときに読んだ宇津木先生の肌断食の本を読んだのですが、まずは健康な肌の再生を目指すべきだったのか!と目が覚めるような思いがしました。
実際、肌断食は肌に刺激を与えないようなスキンケア方法なので、「痛い」とか「しみる」ということが減り、肌は回復の方向に向かいました。
悪い肌には何かを塗らないと治らない!!!という思い込みは捨てて、まずは自分の自然治癒力を信じてじっと待つ・・。とても大変でしたが、この我慢があったから今の肌があると思っています(T_T)
具体的な肌断食のやり方はこちらのページで紹介しています。
飲酒や辛いものなど「体がほてりそうな飲食物」を避けた
酒さ様皮膚炎と診断されたときにもお医者さんからも言われたのですが、お酒と辛いものは「赤み・ほてり」の症状を引き出します。

お酒には弱くないのでお酒を飲んで「顔が赤くなる」ということはそんなに多になかったのですが、酒さ様皮膚炎を発症してからは毎回顔が赤くなります。
赤くなるだけならまだ我慢できますが、かなりの熱を帯び、時間が経つと熱のせいか皮膚がポロポロ剥けてくるように・・。
最低でも酒さの症状が出ているとき、肌の調子があんまりよくないと感じているときはお酒をやめるのがおすすめです。

私はそのような場合、とにかくお酒と一緒に水を飲むようにしました。
水を飲むと酔いにくい、お酒が残りにくいだけでなく顔の赤み・ほてりが出にくいということに気が付きました!
そして、少し顔のほてりを感じたら外の風にあたりにいったり、トイレでお化粧直しをすると少しマシになります。
お化粧直しのコツは、清潔なハンカチなどに水を含ませ顔を冷やした後にファンデを塗りなおすこと。ファンデーションは肌に優しい[affi id=2]のミネラルファンデーションを使っています。

辛いものの影響はお酒ほどではありませんが、症状が出ているときは辞めたほうがよいと思います。特に自分で調理するときは注意!
唐辛子を触った手で頬を触ってしまい、ピリピリしたことがあります。鼻や目の粘膜にふれると健康な方でもピリピリすると思うのですが、酒さ・酒さ様皮膚炎の敏感になっている肌にはさらなる注意が必要です。
汗をかく行動を制限した
酒さ・酒さ様皮膚炎の症状があるときは、汗すら刺激になります。ちりっとするかゆみ、痛みにつながるので、汗をかくような行動は慎むようにしました。
といっても、運動嫌いな私!!(笑)
体を動かす機会はそうそうなかったのですが、たまに寝坊して駅までダッシュ!というときには大量の汗をかいてしまいます・・。(私は汗かき)
汗をかくとしみるだけでなく、顔のほてりも出現するので余裕をもった行動をとるように心がけています。
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日光を避けて行動した
紫外線はもちろん、『日焼け止め』自体が肌の状態に影響しました。
酒さ・酒さ様皮膚炎の症状がでているときは、敏感肌用・赤ちゃん用と謳われている日焼け止めでも、肌への刺激がハンパありません!!
塗った直後から乾燥感とかゆみが出ることが多いので、症状が出ている間は使用を中止。
[affi id=2]ミネラルファンデーションのUVカット能力と帽子または日傘、日陰をえらんで歩くなどの工夫で夏をのりきっています。
しかし、日本人ってすごく日焼けを気にしますよね・・(-_-メ)
日焼け止めを塗らないと死んでしまう・・!!みたいな(笑)
日焼け止めも効果があるとは思いますが、なにより直接日光の下にいないことが大切なことだと思います。
私は酒さ様皮膚炎になった2か月後くらいにベトナムのリゾート地に行きましたが、帽子や日傘、パラソルの下などの日陰にいるという行動を徹底したおかげで、特に不調になりませんでした。
紫外線が心配だからと言って、我慢して強い日焼け止めをぬるより日光に当たらないことを意識したほうが効率的だと思います。
ちなみにこの時ばかりは、肌に優しい日焼け止めはぬりました。
今のところ、この日焼け止めしか私は使えない・・。石鹸で落ちますし肌荒れしにくいので一応ご紹介しておきますね!
極端な気温の変化に気を付けた
気温の急激な変化は赤みやほてりを引き起こします。
血管の収縮が急激に行われるかららしいのですが、北国住まいだとこの急激な気温の変化を避けられないんですよね・・。
特に冬は外は-10度、建物の中は25度、みたいな環境が当たり前。
プラス強風が吹いていようものなら、私の肌は悲鳴をあげます・・。
本来であれば酒さ・酒さ様皮膚炎の症状を悪化させてしまう(刺激になる)「マスク」ですが、私は気温の差と冷たい風の方が被害が大きかったので、冬に外出するときはマスクをしていました。
目安は10分以上外で活動するとき。家から駅まで徒歩15分以上はあったので、通勤時は毎日マスクをしました。

最終的はすっぴん+マスクで早めに出勤し、会社のトイレでメイクするという怪しい奴になっていましたが、肌のため!と割り切りそのように過ごしていました。
このおかげで大きく調子を崩すことなく、冬を乗り切ることができました。
カラーリングをやめた
いつも美容室でカラーしてもらっていたのですが、美容室でカラーした後に肌の不調が起きる場合が多いということに気が付きました。
かゆみや痛みが出やすく、ブツブツができるという感じ。
宇津木先生の肌断食の本にもカラーリングやパーマ液は肌に悪いと書いてありましたし、頭皮と顔の皮膚は一枚皮なので、思い切ってやめました。
地味な顔に黒髪なんてますます地味になってしまう・・あーあ、、と思いましたが、夫に黒髪の方が似合うね!と言ってもらえたので気にするをやめました。
「黒髪に合わないからな~」なんて言葉をよく耳にしますが、生まれ持った色素が似合わないなんていうことは本来ないのかな?と今では思っています。
また、頻繁に美容室に行かなくて良いので節約にもなっていますし、髪の毛自体がすごくきれいになりました♪

さいごに
酒さ・酒さ様皮膚炎に完治はないのではないか?なんてちょっと絶望的なことを書いてしまいましたが、症状がでないように長期間過ごせることができたならそれは「完治」と変わらないことなのかもしれませんね。
私は今あまり症状が出ておらず、お酒を飲んでも大丈夫になってきました。
ですが、冬の風と暖房の側は未だにダメ。。
付き合いが長くなりそうですが、自分の身体のイチ特徴として、イライラせず付き合っていこうと思っています。
また、メンタル編として、酒さ・酒さ様皮膚炎とうまく付き合うためのコツを書いてみたので、よろしければあわせて読んでみてくださいね♪
[オンリーミネラル末文]